ガラスが割れたときにできること

ガラスが割れたら、どう対処したら良いのだろう? 割れなくても、ひびが入ってしまったら? 欠けてしまったら?

ガラス修理は、何の技術も持たない人がどうにかできるものではありません。ガラスを片づけ、ガラス修理をお願いするぐらいしかできることはありません。
食器棚などの家具やガラス扉などの建具にはめ込むガラスも、ホームセンターでは売っていません。窓ガラスなどの大きなガラスは、意外と手に入らないのです。手に入ったところで、寸法に合わせてカットすることもできません。

ガラスを扱うことは、技術職なのだな、と改めて感じます。
サッシや雨戸などの戸車の交換や、網戸の張替は、ちょっと頑張ったら何とかなる場合もあります。まったく触ってはいけないパーツではありません。
しかし、ガラスは一歩間違えれば怪我をしますし、簡単に砕けてしまいます。ガラスの修理や交換はプロに任せたほうが良いと思います。

実際、ベテランの職人さんであってもガラスを扱う際に割ってしまい、怪我をすることがあります。細かな破片が傷口に入り、体内に残ってしまうこともあるようです。医師に診てもらってもわからないような小さな破片は取り除きようがないそうです。
その破片が、数か月後になって筋肉に押し出され、痛みを伴って体の外へ出てくる…なんてこともあるとか。
ガラスは体内に吸収されません。そのため、体内に残り続ける可能性があります。その場合、ちくちく痛みが続くことも…。

ガラス片を片づける際の注意

割れてしまったガラスの片づけも、注意をする必要があります。
ガラスは、割れてしまうと鋭利な刃物と変わりません。

グラスやガラスボウルの場合、自分で始末しないといけません。その場合は、軍手などの手袋をはめ、厚手の靴下+スリッパや、スニーカーなどを履いて、くれぐれも怪我のないように行ってください

窓ガラスや、食器棚などの大きな板ガラスを割ってしまった場合は、ガラス屋さん(ガラス業者さん)によって、ガラス交換の際に散らばったガラスの破片の片づけや処分も行ってくれます。
ガラス片が散らばっていても、問題がない場合は彼らに片づけをお願いしてください。
(すべてのガラス屋さん、ガラス修理業さんがそうとは限らないため、お問い合わせの際に必ず確認してください)

ガラス修理は窓猿